【AEA 2017 Alumni】
世界の製造および流通事業は、ロボット工学、オートメーション化およびデータ解析技術の影響を大きく受けています。しかし、園芸、農業および林業などの第一次産業はハイテク革命にうまく適合できず、第三者機関の報告によると、世界で最もオートメーション化から取り残された業界とみなされています。これらの業界の環境は過酷で変動が大きいため、古くから測定やオートメーション化が極めて難しいとされてきました。労働集約的な作業が多く、データ収集は断片的で統一性に欠けています。
RPLの成功の秘訣は、食料と繊維の複雑なバリューチェーンを深く理解し、さらにはマシンビジョン、人工知能、コンピューティング、電子およびロボット工学などの新興テクノロジーへの深い理解と経験にあります。当社は大手調査機関と提携し、当社のソリューションが最先端の技術力を提供するものであることを確認しています。
このようなことから、当社には、ロボット工学、オートメーション化および解析技術をベースにしたソシューションの開発実績があり、第一次産業従事者を反復作業から解放してきました。また、食料および繊維業界のバリューチェーンの生産性向上に努める農業従事者や農作物管理者、ポストハーベスト事業者のために、廃棄物の低減や衛生環境の最適化、あるいは管理力強化にも取り組んでいます。
「Robotics Plusは、果樹園での収穫後のオートメーション作業の未来を体現している。これを実現するのは、今後増え続ける膨大な農作物需要を満たすために最近開発された、現実世界の最先端精密ロボットである」
Andrew Dawson氏、Callaghan Innovationセンサー&オートメーション事業部アクティンググループマネジャー