Gimer Medical Co. Ltd.

【AEA 2016 Alumni】
Gimer Medical(ギマー・メディカル)は慢性の背部痛、がんおよび手根管症候群の痛みの緩和に適用される電気的刺激システムを製造しています。2013年に設立され、様々なパラメーターでの電気的刺激に対する動物の反応に基づいた国立台湾大学(NTU)による新たな生体医学工学研究の商業化を進めています。最初の製品であるGiMer Neuroblock(ギマー・ニューロブロック)は慢性的疼痛管理市場向けの埋め込み可能な脊髄電気刺激(SCS)システムで、アジアで開発された初のSCS治療法です。腰痛は風邪に次いで一般的な病気の一つです。現在の世界のSCS市場は20億ドルと推定されており、アジアにおける高齢化と導入率の高さから大幅な成長が見込まれています。Gimer Medical(ギマー・メディカル)は台湾ではトップクラスの新興医療機器メーカーで、「Taiwan Biomedical Show and National Innovation Award for Outstanding Academic Research Spinout(台湾バイオメディカルショーおよび優秀な学術研究からのスピンアウトに対する国家イノベーションアワード)」では新ルーキー賞を受賞しています。2014年にはその事業所も製造施設として承認され、台湾初の埋め込み式機器施設となりました。当社は台湾の埋め込み式機器市場のリーダーとしてポジションを確保し、アジアを神経調節療法の時代へと導いていきます。

http://www.gimermed.com/

SHARON FAN
Director of International Affairs

Nominated by

Chief Operating Officer,
Center for Industry Collaboration and Innovation Incubation, National Chengchi University
Gimer Medical(ギマー・メディカル)は疼痛緩和のための新たな神経調節療法を用いた埋め込み式電子機器における高度管理医療機器(class III)を開発しています。Gimer(ギマー)は世界で初めて電池を使わない11cc IPG(インプラント・パルスジェネレーター)、ワイヤレス充電システムおよび非毒性神経ブロック刺激技術を備えた新世代脊髄電気刺激法を提供しています。Gimer(ギマー)の技術によって、刺激による損傷や知覚障害が長期にわたって患者さんに影響を与えるリスクが低減されます。この技術は脊椎手術後疼痛症候群、慢性的な腰痛、神経障害性疼痛、その他管理できない疼痛を持つ患者さんに恩恵をもたらし、患者さんの生活の質を向上させ社会的コストが低減できる大きな可能性があります。