【AEA 2018 Alumni】
当社の中核的な製品は、病院向けのAIベースの手術室(OR)マネジメントシステムです。病院はマネジメントの劣化や、長時間労働による医師や看護師のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)低下に直面しています。また、ORをめぐるワークフロープロセスの非効率性によって、患者の待ち時間が長期化しているとみられます。当社のAIプラットフォームは、各手術を適切な時間帯に割り振り、残業を削減し、患者の待ち時間を根本的に最小化することによって、手術とスタッフのスケジュールを最適化することができます。当社がORに注目した理由は、日本の病院における収益の70%と費用の40%がORから生じており、ORが病院経営の中心となっているためです。当社の知る限り、同様の製品やサービスを提供する企業は日本に存在しません。しかし、富士通やNECなどのIT企業は従来型のORマネジメントシステムを提供しています。当社のSaaS製品には、月額制のサブスクリプションモデルを導入しています。
当社は早期導入者(アーリーアダプター)や有料顧客をすでに獲得しました。戦略の次の段階として、当社製品を日本全国に拡大するため、全国的な医療機器販売業者と提携することを計画しています。