特に地面からの視点では、大規模な農場の管理は非常に複雑であり、何千ヘクタールもの農地の場合は効果的な監視が極めて困難です。全体像が把握できない限り、非効率な運用（灌漑、肥料、農薬散布場所の決定など）にはなかなか改善できず、こうした全体像は1,000フィート（およそ300メートル）の上空からしか確認できません。こうした問題に対応するDavao UASのAir Map 3Dを用いれば、より高い視点から見通しを立てることができます。

Davao UASは無人航空機システム（UAS）の技術を専門とする企業です。Benedick Javaの12年以上に及ぶRC航空機製造の経験とTjader Regisの3年に及ぶUASの設計とミッションソリューションの経験を結集したDavao UASは、この革新的な技術を航空写真/映像撮影技術、ライブ監視、デジタル3D地形図作成など、低コストで実用的かつ実際的な応用を実現することを目的に2015年に法人化されました。

この2年間、Davao UASのチームは国際稲研究所（IRRI）、GMAテレビ、ユニフルーティー、さまざまなセキュリティサービス企業にサービスを提供しています。また、ダバオ市の911緊急応答では、迅速な確認を行うためのボランティアとしても認められています。