当社は京都大学大学院医学研究科発のスタートアップとして、法人向けに社員の労働生産性を向上するための健康支援を、特にカラダの痛みという視点から行っている。世界中には慢性的な痛みを抱えながら暮らす人々は数多く、日本においても、2000万人以上の方が慢性的な痛みで悩まされていると報告されている。現在、当社がターゲットとしている腰痛は、労働者の生産性低下を引き起こす要因の第1位であると報告されているが、ほとんどの場合は、重症化してからしか医療機関に受診しない。重症化してからしか行動しない大きな理由は、“仕事が忙しく時間がない”ということである。実際に、当社代表(医療職)は整形外科クリニック等で、働きながら腰痛に悩む人々を多くサポートしてきており、そのような現実を目の当たりにしてきた。
現在の医療業界は、自分が時間を作って足を運ばないと医療職に相談する機会もないが、テクノロジーの力を利用し、腰痛で悩んでいる人々と国家資格を持つ医療職をオンラインでつなげ、コミュニケーションをとることができるプラットフォームを作ったのがポケットセラピスト®である。カラダの痛みを抱える方の多くが、『この痛みはずっと続くのだろうか、何をすればいいのか全くわからない』などというような不安感・恐怖感というココロの痛みも同時に抱えながら日々暮らしている。いまや誰もがポケットにスマートフォンが入っているように、ポケットにいつでもどこでも相談できる専門家のセラピストがいる安心感を届けたいという想いでポケットセラピスト®を開発してきた。現在、リリースして2ヶ月弱で12社の企業に導入が決定している。人類の8割が経験するという“腰痛”という世界規模の課題はまだ誰も解決できていない上に、アジアの健康寿命低下の原因の第1位でもあるため、日本からアジアの健康を支えることで、人々が生き生きと暮らし、社会や経済に貢献できる世界を目指している。
Qingfanは革新的な組織向けのモバイルイノベーション管理ツールやソリューションを提供しています。プロジェクト、コンテストやコンペ、ワークショップをクラウドソーシングすることにより、組織はソーシャルパワーを活用した問題解決と革新的な取り組みに熱心なコミュニティの構築を実現できます。コミュニティを基盤にしたイノベーションはコストを最大30〜50%削減できる可能性があります。イノベーション管理ツールには有望な競合相手はいません。Qingfanは、使いやすいモバイルアプリに加えて高性能なダッシュボートとBIツールを使い、これらの問題の包括的ソリューションを提供します。この製品の特長は、コミュニティ構築、大規模なプロジェクト管理やデータ管理を可能にすることです。これらのテクノロジーやアルゴリズムは最先端のものであり、公認された革新技術の特許とソフトウェア著作権を取得済みです。
Quality Technologyは人工知能とIoTテクノロジーを基盤にした高性能空気清浄ソリューションを提供する企業です。当社はこれまでに、ビッグデータと機械学習をベースに小規模な大気質指標(AQI)予測システムを開発しました。高性能空気清浄機と関連アプリも開発済みです。また、EM、CRM、およびデータ分析用のSaaSプラットフォームも構築しました。総勢20名の社員はハードウェア開発チーム、ソフトウェア開発チーム、管理チームの3チームに分かれています。社員の大半は大企業での就労経験者です。当社では、製品価格を比較的低く抑えてユーザーを引き寄せ、SaaSプラットフォーム上で収集したデータに基づいて、フィルター交換サービス代を請求する予定です。また、AQI予測システムのデータからも利益を得られます。それに加えて、多くの顧客を得た時点で、当社アプリ上の広告収入も見込めます。今後6ヵ月間は、主にFoxconnなどのメーカーの協力を得て、製品テストと製造を行う予定です。今後6ヵ月間で約$1,500,000の資金が必要です。