【AEA 2016 Alumni】
サウンドアイは、悲鳴などの音声や動きなどを受動的にモニター監視することにより、緊急事態発生を感知するシステムです。この装置は壁などの表面に取り付けるため、邪魔になりません。音声の事象分類技術は、高度な機械学習アーキテクチャをベースにしています。これは元々、銃声や大きな自動車音を分類するための監視プラットフォームに配備されていたものです。サウンドアイは、自宅で過ごす高齢者の話し言葉や言葉以外のデータを何百時間分も収集し、これらのデータを基に開発されました。同製品の収益モデルは、B2CとB2Bの販売チャネルによる機器の売上げによって実現されます。市場進出戦略として、クラウドファンディング、オンライン販売、小売店などが計画されています。サウンドアイの販売価格は89米ドルと手頃で、月額使用料もかかりません。B2Bチャネルには、サービス業、電話会社、不動産開発業者、医療機関などが考えられます。
サウンドアイは2015年5月にA*STAR(シンガポール科学技術研究所)からスピンオフし、法人企業となりました。当社のビジョンは、医療IT分野に関連する革新的な技術を開発し、社会に役立てることです。2013年以降、サウンドアイは、ハックノベート・ヘルスケア・テクノロジー・コンペティション、シンガポールUP・ケアパック・ウェルビーイング・チャレンジ、2014年エルダーケア・イノベーション・アワード、2015年シンガポール・インフォコム・テクノロジー・フェデレーション・アワード、2015年アクセス・ヘルス・モダン・エイジングなど、数々のアワードを受賞しています。