Onward Health

Onward Assistはオンコロジーに特化した機械学習プラットフォームで、診断や治療の意思決定支援など、臨床プロセス全体にわたる意思決定支援ツールを提供します。Onward Assistのオンコロジー解析ツールは、臨床医が大量の患者の情報を確認し、正確な臨床診断を下すことを支援します。こうした解析ツールは、組織病理医(組織の顕微鏡検査)、放射線医(X線などによる画像診断)や腫瘍専門医のためのものです。
現在の重点分野は、放射線医学と計算病理学による(乳がんと子宮頸がんを中心とした)診断支援です。上記のツールは、放射線医と病理医それぞれの業務を支援し、生産性を30~40%上昇させるのに役立ちます(生産性の上昇率は、画像やスライドの報告完了までの所要時間に基づくものです)。
Onward Healthの共同設立者兼経営者のDinesh KokaとVikas Ramachandraは、ヘルスケア、事業開発、コンピュータビジョン、ディープテックの分野で合計30年以上の経験を有しています。Dineshはヘルスケア企業の経営幹部として16年以上の経験があり、GEヘルスケアの退社後にスタートアップ企業で勤務しました。データサイエンスの責任者を務めるVikas Ramachandra(博士)は、コンピュータビジョンと機械学習の分野で10年以上の経験と豊富な専門知識を有し、クアルコムと米国のヘルスケア分析スタートアップ企業での勤務経験があります。

DINESH KOKA
CEO

Nominated by

Mentor,
Zone Startups
Onward Healthは、AEA 2018の重点分野であるAIとヘルスケアが交わる場所に位置しています。当社の事業は、データに基づくインテリジェンスを臨床プロセス(特にオンコロジー)に導入するというものです。当社は、現実の問題(がんの診断)に対応した実際のソリューションを開発しており、すでにPOCの段階を終えました。共同設立者による優れたチームは、合計25年を超える業界経験を有しています。このチームは早い段階で、中期的な小さい収益ではなく、長期的な大きい収益に焦点を当てるという適切な判断を下しました。当社は、製品やソリューションのライフサイクルにおいて、AEAや日本のエコシステムによるメリットを十分に受けられるほど早期段階にあります。さらに、当社が取り組む問題は、本質的には世界的問題であり、当社のソリューションはSuggestive AI Solutionsに該当します。
この分野は、米食品医薬品局や医薬品医療機器総合機構(PMDA)といった世界の規制当局による規制枠組みに適した分野です。その他の分野のAI/ヘルスケア・スタートアップ企業とは異なり、売上高や製品のライフサイクルが長いこと、上市までに長期間がかかること、設立者の深い知識や、事前の顧客やパートナーの知識が必要とされることを特徴としています。それゆえ、AEAは2018年の公募において、この分野に焦点を当てたのでしょう。私はOnward Assistを選出するまでに、複数の都市における、インドのスタートアップ企業による複数のエコシステムの中から、少なくとも30社のスタートアップ企業を検討しました。