Girasol Energy Inc.

【AEA 2018 Alumni】
Girasol Energy Inc.は2017年2月、東京大学准教授の落合秀也博士が発明した送電線通信技術に基づき設立されました。当社は太陽光発電所向けのIoTプラットフォームを提供しています。特許取得済みの送電線通信技術を通じて、太陽光発電所の運営会社が、太陽光パネルモジュールを遠隔地からモニタリングできるようにします。太陽光発電所の運営会社にとって、太陽光パネルモジュールのモニタリングは大きな問題です。なぜなら、何百枚もの太陽光パネルのうち1枚が劣化しただけで、太陽光発電システム全体のパフォーマンスが大きく低下するためです。各太陽光パネルに単純なIoTセンサーを設置することで、太陽光発電所の運営会社は、送電線を通じて何百ものセンサーからのデータを収集できます。余分な通信回線や追加的なノードを設置する必要はありません。IoTセンサーからのデータはゲートウェイユニットで収集され、クラウドプラットフォームに直接送信されます。PPLCシステムの使用により、太陽光発電所の運営会社は、各太陽光パネルのパフォーマンスを遠隔地からリアルタイムでモニタリングすることや、太陽光パネルの劣化を自動的に検知することができます。当社のプラットフォームを使用すれば、太陽光発電所のメンテナンス費を大幅に削減できます。

LI MIN
CEO

Nominated by

Project Professor,
The University of Tokyo
Girasol Energy Inc.は、太陽光発電所向けのIoTプラットフォームであるPPLCプラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、東京大学准教授の落合秀也博士が開発した送電線通信技術に基づいています。この特許技術のユニークな点は、追加的なデバイスや通信回線を設置することなく、太陽光発電パネルから、ノイズの入った送電線を通じてデータを送信できる点です。当社は、PPLCプラットフォームを提供することで、太陽光発電所の運営会社による各ソーラーパネルのパフォーマンスのモニタリングや、劣化の検知を可能にします。当社のPPLC IoTプラットフォームは、太陽光発電所の運営会社によるメンテナンス費を大幅に削減し、太陽光発電事業の収益性を大きく改善することができます。太陽光発電事業を収益化し、持続可能にすることは、非常に大きな社会的影響を及ぼします。