A-Traction Inc.

腹腔鏡手術には3人の医師を必要とするため、医師不足によって、往々にして手術件数や外科処置が限定されています。現在の手術用ロボットでは、1人の医師によって手術を実施しているように思われますが、他の医師がロボットの処置を支援しなければならないため、必要な医師の人数は減りません。当社は、外科医と協力して手術を行う新たなロボットを提案します。当社のロボットは、スコピストとアシスタントの両方を代替することが可能で、腹腔鏡手術でよく使われる手持ちの器具によって操作することができます。このコンセプトによって、外科医が通常の処置を実施している間、アシスタントを直接コントロールできるため、外科医はいつでも好きなときに手術を実施することが可能です。さらに、従来の腹腔鏡手術が1人の外科医によって実施可能となるため、病院に十分な数の医師がいないときも多くの手術を行うことができます。

TAKEHIRO ANDO
CEO

Nominated by

MedVenture Partners 株式会社
パートナー
A-Tractionは、真にニーズに基づくロボット支援手術システムの開発を手掛ける日本初のスタートアップ企業です。当社は国立がん研究センター東病院と提携し、大腸がんに対する最先端の経肛門的全直腸間膜切除術(TaTME)を大幅に実施しやすく、成功率の高い手術とするため、革新的なシステムの開発に取り組んでいます。A-Tractionのシステムは、日本全国の病院でTaTMEを可能にし、ひいては全国の大腸がん患者のクオリティ・オブ・ライフ(QOL)に直接的な影響を与えるものです。
A-Tractionは、豊富な経験を持ち、日本で医療分野の状況変革に尽力しているエンジニアのチームによって構成されています。このチームは、3年前には単なるアイデアにすぎなかったものを、完全な機能を有するプロトタイプへと現実化しました。当社のシステムは、TaTMEのみならず、多くの一般的な外科手術に使用することができます。このシステムを通じて、日本や全世界で外科手術の在り方を変革することを目指しています。