【AEA 2018 Alumni】
腹腔鏡手術には3人の医師を必要とするため、医師不足によって、往々にして手術件数や外科処置が限定されています。現在の手術用ロボットでは、1人の医師によって手術を実施しているように思われますが、他の医師がロボットの処置を支援しなければならないため、必要な医師の人数は減りません。当社は、外科医と協力して手術を行う新たなロボットを提案します。当社のロボットは、スコピストとアシスタントの両方を代替することが可能で、腹腔鏡手術でよく使われる手持ちの器具によって操作することができます。このコンセプトによって、外科医が通常の処置を実施している間、アシスタントを直接コントロールできるため、外科医はいつでも好きなときに手術を実施することが可能です。さらに、従来の腹腔鏡手術が1人の外科医によって実施可能となるため、病院に十分な数の医師がいないときも多くの手術を行うことができます。