【AEA 2016 Alumni】
Apollo Medical Optics Inc. (アポロ・メディカル・オプティクス・インク)(AMO)の技術基盤は国立台湾大学に見ることができます。台湾大学は何人もの発明者が初めて医療用光学機器の基礎研究を行った場所です。ここでの研究は最終的にAMOの専門化した光干渉断層画像(OCT)システムの確立に利用される先進技術の開発につながりました。AMOシステムの差別化要因はいくつもあり、優れたシステム設計、シングルクラッド結晶ファイバの導入、システムの広帯域光源の開発と利用、同技術の優れた画像の質などが挙げられます。AMOのOCTシステムに用いられる独自の結晶ファイバにより、AMOシステムの画像は他の製品と比べて距離分解能に優れ、走査速度も勝っています。この基盤技術はすでに患者さんの非侵襲性スキャンに使われており、皮膚の一部である表皮や皮膚内の毛細血管の血流の3D画像が見られるようになっています。学際的で意欲の高いチームを擁するAMOは、世界の非侵襲技術分野においてトップ企業になることができると確信しています。最初の市場はモース手術(皮膚がんの治療法の一つ)に焦点を絞っており、皮膚科学と病理学の分野で当社のプラットフォームが適用される可能性があります。