Algal Bio Co., Ltd.

 東京大学で20年行われてきた研究成果に基づいたバイオテック系スタートアップのAlgal Bio Co., Ltd.は2018年3月に設立された。3000本ほどの藻株を保有している。これらの藻株は自然に発生するカロチノイドや長鎖不飽和脂肪酸、蛋白質、油などの機能物質を生成する。環境から隔離した株に加えて、これらの株には突然変異体の交雑と重イオン照射によって得られた株もある。生物学的に派生した機能物質の必要性は消費者における健康や自然志向、遺伝子操作に対する遠慮、そして化学合成物質に対する様々な規制により世界的に大きくなりつつある。弊社の微細藻類の株は遺伝子組換技術を用いていないため、幅広いニーズに応えることができる。機能物質や機能性食品(健康食品やサプリメント)、化粧品、機能性飲料、自然添加物、医薬品、バイオ燃料などを提供できる。

TSUYOSHI TAKESHITA
CEO and CTO

Nominated by

Managing Director, Chiba Industry Advancement Center
Director, Tokatsu Techno Plaza
 東葛テクノプラザのテナント企業であるAlgal Bio Co., Ltd.をアジア・アントプレナーシップ・アワード(AEA)2019に推薦する。 Algal Bio Co.,Ltd.は学術研究に基づいた微細藻類の研究において優れた実績を有しており、研究成果の商業化を推進している。 以下に詳細を記述する。

1.  藻は未来の世界環境を踏まえると環境への影響度が低く利用しやすい資源である。
2.  Algal Bio Co., Ltd. は東京大学発のスタートアップ企業である。研究開発活動の内容として、微細藻類の栽培から成分分析、実証プラントの製造方法の開発などが挙げられる。弊社では微細藻類の大量生産も目標に掲げている。
3.  Algal Bio Co.は微細藻類に重イオンビームを照射することで約3,000もの固有株を保有している。これらの株は自然に派生した卓越した機能物質を有している。
4.  Algal Bio Co., Ltdは数々の微細藻類株の様々な材料の特徴を活かすだけでなく、機能食品やサプリメント、化粧品、バイオ燃料に供給するために微細藻類の販売を目指す。

上述の理由により、Algal Bio Co., Ltdは近い将来日本のみならず世界でも利用可能な有用な微細藻類を生産することで医療に貢献していくものと考えている。